第6話:一枚の名刺と濡れた記憶 契約の前に ―指先に堕ちて―堕ちた身体、濡れた結末」
──もう、誰にも見せられない身体になってしまった。 そんな予感は、美羽の中でゆっくりと確信へと変わっていた。 この数週間、権田との打ち合わせのたびに、身体は少しずつ熱を覚え、そして……自分でも信じられないほどの快感に慣ら […]
第5話:一枚の名刺と濡れた記憶 契約の前に ―指先に堕ちて――恥ずかしさと寸止めの狭間で
会議室の空気は、冷房が効いているはずなのに、どこかぬるい熱を帯びていた。 椅子の背に凭れた美羽は、まだ息を整えきれないまま、スーツの上着を脱がされ、肩をむき出しにした姿で座っていた。 シャツのボタンは半分以上外され、レー […]
第4話:一枚の名刺と濡れた記憶 契約の前に 「脱がされて、くすぐられて――焦らしの契約」
小さな会議室のドアが、静かに閉まる。 その音が、美羽の胸に響いた。 (……私、ここで何してるの……?) 分かっているのに、答えたくない。 けれど、身体はすでに答えを知っていた。 「白石さん、こっちを向いて」 椅子の背もた […]
第3話:一枚の名刺と濡れた記憶 契約の前に ―「密室の打ち合わせ ―スーツの奥、じらされて濡れる」
会議室の椅子に腰を下ろすと、スーツの裏地がぴたりと肌に貼りつく感触がした。 太ももの内側が、じわじわと熱を持っているのが分かる。 (どうして……座っただけなのに、こんなに……) 空調はしっかり効いている。 けれど肌は、ど […]
第1話:一枚の名刺と濡れた記憶 契約の前に ――新人OL・美羽、初めての単独訪問
スーツの袖に指先を通すたび、まだ身体に馴染まない布の感触がくすぐるように落ち着かない。 春の空気は温んできたというのに、背中にはうっすらと汗が滲んでいた。 鏡の前でネームバッジを整え、息を吸う。 社会人になって、まだ一ヶ […]
第6話 満員電車での恥ずかしい記憶|「濡れた夜に、一人で堕ちて」
朝の満員電車。 吊革を握る手が震えるのは、疲れのせいでも寒さのせいでもない。 (また……来る) 予感とともに、スカートの奥へと忍び込んでくる指。 満員の車内。 誰もが他人を見ていないふりをするなか、ひかりの身体だけが“異 […]
第5話 満員電車での恥ずかしい記憶|「寸前の快感、寸止めの罠」
朝のラッシュ。 身動きの取れないほどの満員電車の中、ひかりの身体はすでに“前提”を受け入れつつあった。 (今日も、来る……あの指が) そう思った瞬間、 まるで合図を待っていたかのように、背後からゆっくりとした指先が腰に触 […]
第4話 満員電車での恥ずかしい記憶|「胸も奥も、焦らされて」
春の通勤ラッシュは、容赦なくひかりを飲み込んでいく。 今日も満員の電車。 でも、昨日までと違うのは、下村の手の動きが、もう“迷い”を見せないことだった。 電車がホームに滑り込んだとき。 すでにひかりの腰には、下村の手が添 […]
第3話 満員電車での恥ずかしい記憶|「沈黙の奥、忍び寄る指先」
春の朝の通勤電車。 いつもの時間、いつもの車両。 けれど、今日のひかりは昨日までと少し違っていた。 ブラウスのボタンをひとつだけ多く閉じ、スカートの丈も少し長めにしてみた。 (昨日……あんなに……) 心のどこかで、抗うよ […]
第2話 満員電車での恥ずかしい記憶|「布の奥、感じる形」
春の陽射しが柔らかくなり、通勤電車の中にも少しずつ季節の移ろいを感じるようになっていた。 ひかりも、スーツのパンツスタイルから、ふんわりと揺れるベージュのフレアスカートへと装いを変えていた。足元にはベージュのパンプス。白 […]


