第6話 満員電車での恥ずかしい記憶|「濡れた夜に、一人で堕ちて」
8月 3, 2025
朝の満員電車。 吊革を握る手が震えるのは、疲れのせいでも寒さのせいでもない。 (また……来る) 予感とともに、スカートの奥へと忍び込んでくる指。 満員の車内。 誰もが他人を見ていないふりをするなか、ひかりの身体だけが“異 […]
第5話 満員電車での恥ずかしい記憶|「寸前の快感、寸止めの罠」
8月 3, 2025
朝のラッシュ。 身動きの取れないほどの満員電車の中、ひかりの身体はすでに“前提”を受け入れつつあった。 (今日も、来る……あの指が) そう思った瞬間、 まるで合図を待っていたかのように、背後からゆっくりとした指先が腰に触 […]
第4話 満員電車での恥ずかしい記憶|「胸も奥も、焦らされて」
8月 3, 2025
春の通勤ラッシュは、容赦なくひかりを飲み込んでいく。 今日も満員の電車。 でも、昨日までと違うのは、下村の手の動きが、もう“迷い”を見せないことだった。 電車がホームに滑り込んだとき。 すでにひかりの腰には、下村の手が添 […]
第3話 満員電車での恥ずかしい記憶|「沈黙の奥、忍び寄る指先」
8月 3, 2025
春の朝の通勤電車。 いつもの時間、いつもの車両。 けれど、今日のひかりは昨日までと少し違っていた。 ブラウスのボタンをひとつだけ多く閉じ、スカートの丈も少し長めにしてみた。 (昨日……あんなに……) 心のどこかで、抗うよ […]
第2話 満員電車での恥ずかしい記憶|「布の奥、感じる形」
8月 3, 2025
春の陽射しが柔らかくなり、通勤電車の中にも少しずつ季節の移ろいを感じるようになっていた。 ひかりも、スーツのパンツスタイルから、ふんわりと揺れるベージュのフレアスカートへと装いを変えていた。足元にはベージュのパンプス。白 […]
第1話 満員電車での恥ずかしい記憶|はじまりの電車、知らない指先
8月 2, 2025
春の朝。 東京の空はくっきりと晴れていた。 新生活の始まりに、ひかりは少しだけ背筋を伸ばしてスーツの裾を整える。 (社会人一年目……がんばらなきゃ) それでも、初めての通勤ラッシュの光景には、ひかりの顔から笑みが消えてい […]

