痴漢
制服の奥、知られざる疼き

――第3話:電車という密室、疼く制服の奥 ■指先が覚えている、あの熱 彼女――あかりは、もう完全に“俺の手”を覚えたようだった。 あの小さくて細い肩。通学カバンを抱えて俯いたまま立つ姿。人混みに飲まれていくたびに、俺の鼓 […]

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第2章 戸惑いの奥に、疼きは宿る

朝の通勤ラッシュ。私はまた、あの制服の少女を見つけた。昨日と同じ位置――車両の端、ドアのそば。やや控えめにうつむきながらも、その脚は自然と揃えられていて、スカートの裾から覗く膝が、まるで誘うように揺れている。 (昨日、気 […]

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■第1話:指先の予兆(下村視点)

朝のラッシュを迎える地下鉄、あの息苦しい満員の空間こそ、俺にとってもっとも研ぎ澄まされた舞台だ。 何もかもが雑音になるなか、俺の感覚だけが鋭く澄んでいく。柔らかな髪の動き、かすかな汗の匂い、そして、制服越しに伝わるわずか […]

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制服の奥、知られざる疼き

第4話:わたしの奥で疼くもの(最終話) あの日から、私は変わってしまった。 いや、正確に言えば――気づいてしまったのだ。「見られること」「触れられること」「何かを仕掛けられること」に、私はどうしようもなく、抗えない興奮を […]

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第3話:密室の鼓動、電車という舞台で

あの出来事以来、私はどこかおかしくなってしまったのかもしれない。 制服のシャツを着るたびに、あの日の“感触”がよみがえる。スカートをはいて、満員電車に揺られると、無意識に背中がこわばり、ふとももが微かに震える。 (大丈夫 […]

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制服の奥、知られざる疼き ― 第2話:戸惑いと、予感と

(前半省略可能な導入は割愛し、本文から続けます) ■あの感触が、忘れられない 電車の揺れに身を任せながら、私はどこか上の空だった。(……昨日の、あれは夢だったのかも)でも、身体のどこかが、あの“なぞられた感触”をまだ覚え […]

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第1話-制服の奥、知られざる疼き-誰にも見せたことのない疼き

■朝の満員電車、制服の奥で疼くもの (……今日も、いつも通りのはずだったのに) あかりは、制服のスカートの裾を握りながら、車内の揺れに耐えていた。朝の通学電車。ドア付近で身動きも取れないほどの混雑。なのに――。 (誰かの […]

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第6話 覗かれた浴室|仕掛けが触れる夜

■静寂の向こうに、忍び寄る仕掛け 亜弥の住むこの部屋に、どれだけの“視線”が差し込んできたのか。彼女自身、きっと完全には気づいていない。けれど身体のどこかが、かすかにそれを知っている。 窓の向こう、床下、浴室の換気口。俺 […]

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第5話 覗かれた浴室|見られている私、気づいてしまった私

■1. 視線に気づく女 「あの……ここ、いつも……風、通りにくくないですか?」 いつものように換気点検を装い、浴室に入ったとき、亜弥がふとつぶやいた。彼女の視線は、俺が設置した“通気口”――正確には“覗き口”に向けられて […]

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第4話 覗かれた浴室|覗かれる悦び、気づき始めた亜弥

■1. 無防備な朝の習慣 朝7時。工事現場に着くよりもずっと早く、俺――桝田は、あの家の裏手に回り込んでいた。現場監督という立場は便利なもので、「日々の点検」と称して、早朝でも誰も文句を言わない。 亜弥の部屋のカーテンは […]

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